芸術学科の学生が「第79回秦野たばこ祭」のポスターをデザインしました

教養学部芸術学科1年次生の加藤涼子さんが、9月26、27日に秦野市で開かれる「第79回秦野たばこ祭」のポスターをデザインしました。例年、地域のイベントを盛り上げてほしいと依頼を受けて本学科生が制作に携わっているもので、今年度は学科内で制作者を公募。提出された8作品の中から、加藤さんの案が採択されました。

1948年から始まった「秦野たばこ祭」は、市の発展の礎となった葉たばこ耕作に携わった先人たちの情熱を「火」にたとえ、火起こし器を使ったコンテストや打ち上げ花火、市民が踊りながら練り歩く「たばこ音頭パレード」などが行われる市最大規模のイベントです。加藤さんは、題字の周りに火をイメージした赤い筆書きのラインを配し、祭りの伝統行事である火起こしの様子や松明、踊り子の写真を掲載しています。加藤さんは、「少しでも早くデザインの技術を覚えて身につけたいと考え、入学後間もない時期でしたが応募しました。事前に配布された資料を見て、祭りのコンセプトである火のイメージや伝統行事の数々をデザインに生かす構成を考えました。また、年代を問わず見やすいレイアウトになるよう、先生方や家族にアドバイスをもらいながら作成し、幅広い視点で作品に向き合う大切さを学びました。デザインが採用されてとてもうれしいですし、家族も一緒に喜んでくれました」と笑顔で振り返ります。

神奈川県立大和西高校出身の加藤さんは当時イラスト部に所属しており、文化祭のチラシ制作でデザインに興味を持ったことから本学科に進学。「デザインを学びたいと思う一方で、美術や音楽も突き詰めたいと悩んでいたとき、芸術学科では全ての分野を学べると知って進路を決めました。入学してから半年が経ちますが、毎日好きなことに取り組むことができ、大学生活はとても楽しいです。同じ高校から東海大学に進学する人は多いけれど、芸術学科に進む人は少ないので、今回のポスター採用を機に、後輩たちへ“さまざまなことに挑戦できる環境だよ”と伝えたい」と話していました。

完成したポスターは秦野市内各所をはじめ、小田急線の各駅構内や、小田急線と神奈中バスの車内中吊り広告として順次掲出される予定です。