教養学部芸術学科デザイン学課程の小山陽生さん(4年次生)のデザインがこのほど、富士スピードウェイが主催する「オフィシャルカーGR86をデザインしてみよう!」に採用されました。富士スピードウェイでのレース運用時にコースチェックやクラッシュ時のマシン回収などで活躍する「オフィシャルカー」の新しいデザインが募集されたもので、応募から採用まですべての選考はTwitterで行われました。応募者は「#FSWGR86」のハッシュタグをつけてデザインを投稿。富士スピードウェイによる一次選考と、投稿を見たオーディエンスの投票による二次選考を経て、小山さんの作品が選ばれました。
レース観戦が趣味の小山さんは、富士スピードウェイの公式サイトで本企画を知り応募。カーライフ・シミュレーターゲーム「グランツーリスモ」シリーズの機能を使って制作したデザインは、白と青を基調とした爽やかな色合いで、ボンネットにはサーキットからも望む富士山、車体側面にはレーシングコースを配置しました。
4月9日に富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権では、小山さんのデザインを実装したオフィシャルカーが披露されました。小山さんは、「オフィシャルカーはサーキットの顔なので、一目で富士スピードウェイの特徴がわかるデザインを目指しました。自分のデザインが施されたオフィシャルカーを見て、特別感と達成感がこみあげました」と語りました。