「フェアトレード最前線~生産と消費の現場をつなぐ~」を開催します

教養学部では12月17日(土)に逗子文化プラザ・市民交流センターで、公開イベント「フェアトレード最前線~生産と消費の現場をつなぐ」を開催します。東海大学教養学部 SOHUM「アースミュージアム」プロジェクト(※)の「人間学2」を履修している3年次生10名が「逗子フェアトレードタウンの会」に協力し、世界の今と私たちの暮らしとのつながりを考える「国際文化フォーラム in 逗子」の連携企画として実施するものです。

私たちの暮らしは、衣食住すべての分野で世界とつながっています。しかしながら、そうしたことを毎日の暮らしの中で意識することは少ないのではないでしょうか。さらに、生産の現場で大量の農薬等による環境破壊や児童労働などの人権侵害が行われているとしたら、私たちは消費者としてどのようなことを考えることが求められるのでしょうか。そこで今回は、フェアトレードのカカオ豆を使って製菓会社と共同でチョコレートを開発している特定非営利活動法人「ACE(エース)」代表の岩附由香さんと、オーガニック食材を扱う有限会社陰陽洞の福田妙子さんを講師にお招きし、フェアトレードの生産現場と消費の現場からフェアトレードの課題と可能性を考えます。入場は無料で、事前の申し込みは不要、定員は先着で60名です。お誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください。

「フェアトレード最前線~生産と消費の現場をつなぐ~」

【日時】
12月17日(土)16:00~17:30

【会場】
逗子文化プラザ・市民交流センター2階 第2、第3会議室

【アクセス】
京浜急行「新逗子」駅より徒歩2分、JR「逗子」駅より徒歩5分 ※ご来場は公共交通機関をご利用ください

【講師・内容】
・岩附由香さん(特定非営利活動法人「ACE(エース)」代表)
テーマ:「児童労働のない世界を目指して」
・福田妙子さん(有限会社「陰陽洞」)
テーマ「フェアトレード商品販売の今昔/お客様から伝わってくること/店が伝えていくこと」
・全体トークセッション「何のため」「誰のための」のフェアトレードなのか?

【料金】
無料

【申し込み】
不要

【定員】
60名(先着順)

【お問い合せ】
教養学部人間環境学科自然環境課程自然環境準備室(担当:岩本)
TEL:0463(58)1211(代)
FAX:0463-50-2208(直通)

※「SOHUMプログラム」
教養学部の学生たちが専門能力を生かして協働しながら、それぞれが役割を担い、社会的な課題を解決する行動力を磨く教育プログラム。社会を形成している基盤や仕組み、自らの技能や知識といったハードとソフトを動かすヒューマンウェア(=社会的役割を担う力)を、一人ひとりが身につけることを目標としています。8つのプロジェクトからなり、今回のイベントを企画運営する「アースミュージアムプロジェクト」では、私たちが便利で快適な生活を送ることができるようになった一方で、明日の暮らしが保証されていない人々もいるという問題の本質に日本人のライフスタイルが深く関係しているとしたら、これからをどう生きるべきかを考えるものです。