教養学部芸術学科音楽学課程では５月26日に湘南キャンパスで、タイ・モンクット王ラカバン工科大学（KMITL）工学部音響工学科の学生を対象にした授業見学とミニコンサートを実施しました。KMITLから音楽を通して本学の学生と交流したいという依頼を受けて、2016年から実施しています。今回はKMITL工学部音響工学科の学生14名が参加しました。
当日は、「即興演奏法」の授業を見学したあと、キャンパス内の見学や日本語体験授業も受講。「ミニコンサート」ではKMITLの学生がタイのポップミュージックや合唱曲「ふるさと」を、本課程の学生２組がクラシック音楽をそれぞれ披露し、KMITLの学生からタイの伝統的な笛も贈られました。ミニコンサート終了後には、笛を吹いたり、ピアノを弾いたりしながら交流する様子も見られました。
KMITLの学生は、「温かく迎えてくれてうれしかった。とてもすてきな演奏を聞くことができて幸せです」「ステージは緊張したけれど、一丸となってみんなで歌い切ることができてよかった」といった感想が聞かれました。本課程の学生は、「音楽を通して、コミュニケーションを取ることができて、あらためて音楽はすごいと思いました」「『ふるさと』を歌ってくれたときは、本当に感動しました」と振り返りました。
