芸術学科音楽学課程がタイ・KMITL工学部音響工学科の学生を対象にしたミニコンサートなどを実施しました

教養学部芸術学科音楽学課程では5月25日に湘南キャンパスで、タイ・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)工学部音響工学科の学生を対象にした授業見学とミニコンサートを実施しました。KMITLから音楽を通して本学の学生と交流したいという依頼を受けて2016年から実施しており、今回で3回目となります。

当日は、田丸智也准教授(高輪教養教育センター)による「即興演奏法」の授業見学に続いて、キャンパス見学を実施。「ミニコンサート」では、本課程の江川紗英さん(4年次生)が箏を披露したほか、田丸准教授がウインドシンセサイザーを、伊藤一生さん(3年次生)がギター、伊藤拓未さん(同)がベースを担当し、この日のためにアレンジした『Autumn Leaves』のヘヴィメタルバージョンを演奏。KMITLの学生たちもタイの楽曲を披露し、日本語の歌詞も歌いました。戸谷毅史学部長は、「今年もKMITLの皆さんをお迎えしてコンサートを開くことができうれしく思います。素晴らしい演奏を聞かせていただきありがとうございました」とあいさつしました。コンサート後には、本課程の学生たちや田丸准教授が演奏した楽器をKMITLの学生に指導するなど、音楽を通して交流する様子も見られました。

本課程の学生たちは、「タイのポップスは日本の曲と近く、親しみやすいと感じました」と感想を話し、KMITLの学生たちは、「キャンパス内や授業を見学しましたが、ここで学びたいと思えるすてきなキャンパスで、授業内容も面白かった。演奏も練習の成果を発揮できてよかった」と話していました。

なお、KMITLの学生たちは5月24日から6月1日(金)まで日本に滞在しており、今後は神奈川県内の観光地を巡るフィールドトリップを実施するほか、ヤマハサウンドシステム技術研究所も見学。5月31日(木)には高輪キャンパスを訪れる予定です。

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