芸術学科音楽学課程「第48回定期演奏会」を開催しました

教養学部芸術学科音楽学課程では、昨年12月21日に神奈川県・伊勢原市民文化会館大ホールで「第48回定期演奏会」を開催しました。日ごろの学びの成果を披露しようと毎年この時期に実施しているもので、教員の推薦やオーディションによって選出された学生たちが出演しました。

第1部はヴィオラ・ダ・ガンバの合奏によるルネサンス音楽やバロック音楽に始まり、マリンバやサクソフォン、フルート、ピアノの独奏や独唱によるクラシック、トランペット四重奏や箏とマリンバの競演による現代曲など、幅広い時代の音楽を多様な楽器編成で演奏しました。最後はピアノ・オーディションで1位を獲得した広島まみさん(4年次生)によるフランツ・リスト作曲の超絶技巧曲『リゴレット・パラフレーズ』で締めくくられました。

第2部の合唱は、本課程の開講科目「合唱」の授業を履修している他学科の学生も含めたメンバーで編成。同授業の担当教員である北嶋信也講師が指揮をとり、ティーチングアシスタントの大塚耕祐さん(大学院芸術学研究科音響芸術専攻2年次生)がピアノ伴奏を務め、曲目は、サミュエル・バーバー作曲の『アニュス・デイ』と信長貴冨作曲の『くちびるに歌を』を披露しました。会場を訪れた市民からは、「ソロやアンサンブルもいいけれど、大勢のハーモニーを聴くことができる合唱は本当に素晴らしかった」「ピアノとアカペラのコントラストが絶妙で合唱を引き立てていた」といった感想が聞かれました。

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