デザイン学課程の学生が「みなくる平塚」のロゴマークをデザインしました

教養学部芸術学科デザイン学課程4年次生のレ グェット ミンさんが、神奈川県・平塚市民プラザにある平塚市観光協会の物販コーナー「みなくる平塚」のロゴマークをデザインしました。平塚商工会議所認定の名産品や観光協会推奨銘菓などの物販コーナーの愛称が「みなくる平塚」に決定したことから、本課程の池村明生教授が観光協会から依頼を受けて取り組んだもので、池村ゼミに所属するミンさんがデザインを担当。今年2月から制作をはじめ、協会職員らとの協議を重ねて完成しました。

ロゴマークは、「皆が来る」という意味を持たせた「みなくる」の愛称から、人が集まっている図案を中心に据え、湘南平をはじめとする豊かな自然を緑、海や青空を青と白で表すデザイン。観光協会のコンセプトである「ひらつかに 山あり 海あり 笑顔あり」を表現し、「みなくる平塚」の看板や商品を入れる袋に活用されています。ミンさんは、「これまで学外の団体との連携やコンペティションへの応募は経験がなかったので、自分がデザインしたものがこうして形になったことがとてもうれしい」と笑顔を見せます。制作にあたっては、「最初はもっとスタイリッシュなデザインを考えていましたが、職員の方から『柔らかい、優しいイメージにしてほしい』という声があり、色合いや雰囲気を変えました。依頼主の意見や対象の年齢層などを考慮したデザインの勉強になったので、今後に生かしたい。卒業後もデザインで地域に貢献できる仕事に就きたいと考えています」と話しています。

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