2022年、芸術学科は音楽と美術とデザインの領域を融合させた
新しい学科として生まれ変わりました。
「ビジュアル」「プロダクト」「スペース」「エンターテインメント」の4コースを設けています。プランニングやプロデュースを含め総合的な視野が必要とされる現代のデザイン。過去のデザインを学ぶとともに時代のニーズを探り、具体的な「カタチに表現する」ことを目指します。
芸術学科 デザイン学課程ニュース
芸術学科 デザイン学課程の特色
ビジュアルデザイン
コース
私たちは日々の暮らしの中で、見ることを通して膨大な情報を受け取っています。この実習コースでは、これら絶え間なく目に映る視覚情報に関連するデザインと表現の可能性を、包括的に探っていきます。イラストレーション、写真、映像、アニメーション、文字、文様、さらに立体的な造形、動きをもつキネティックアート、現代アートの表現など、ビジュアルデザイン実習で扱う範囲は広大です。また、それらを統合した広告デザイン、Webデザイン、インフォグラフィックスなども重要な位置を占めます。
プロダクトデザイン
コース
照明器具、映像機器、自動車、コンピュータ、時計、食器、家具、ケータイなど、毎日の暮らしのなかで使っているものすべてが、プロダクトデザインの対象物です。プロダクトデザインコースでは、最近では一般的になってきたユニバーサルデザインやエコデザインを含めたインダストリアルなデザインを中心に学習しています。そして暮らしを豊かに快適にすることのできるプロのデザイナーの育成を目指しています。
スペースデザイン
コース
住宅や店舗やオフィスのインテリアから、スケールの大きな建築や環境のデザインまで、人を包み込む空間を美しく創造するスペースデザインが期待されています。スペースデザインコースでは、内装や家具、色彩や照明など空間を構成するさまざまなエレメントを学び、空間を表現する専門技術や技能を磨いていきます。生活空間を快適でより豊かに、また彩りを与えられるよう柔らかな感性と豊かな知性を備えるデザイナーを育てていきます。
エンターテインメント
デザインコース
ものが満たされると、人は楽しさや癒しといった、心の充足を欲するようになります。そして最近では、アニメ・マンガ・ゲームフィギュアに限らず、人々の心を、また暮らしを楽しませてくれるさまざまなモノやコト、スペースが生まれています。エンターテインメントデザインコースでは、人の気持ちを引きつけるエンターテインメントデザインのあり方を探り、一人ひとりの個性が光る企画クリエイターを育てています。