教養学部

芸術学科 美術学課程

先輩・卒業生からのメッセージ

教養学部芸術学科美術学課程を目指す皆さまに向けて、先輩・卒業生からのメッセージです。彼ら、彼女らの具体的な想いや経験談を聞いて、これからの大学生活を思い描くヒントにしてみてください。

本多 優貴
本多 優貴さん

2018 年度卒業

表現の幅が広がりました。

私は緻密な制作をする銅版画に魅力を感じ授業を選択しました。銅版画はニードルという細い針を用いて線と点を表現します。はじめのうちは線が単調で硬くなっていましたが、さまざまな技法を学び挑戦することで徐々に表現の幅が広がりました。技術、知識とともに自分の視野を広げることのできる授業です。

完成した時の喜びや感動は他に代えがたいものとなります。

「木彫」の授業では丸太の状態の木を鑿(のみ)や木槌、チェーンソーなどを使って作品を仕上げていきます。道具を使うための慎重さや技術はもちろん必要ですが、何よりも体力と忍耐力が必要です。そうして全身で取り組むからこそ完成した時の喜びや感動は他に代えがたいものとなります。

楠 耕太郎
楠 耕太郎さん

2019 年度卒業

木口 芽衣
木口 芽衣さん

2020年度卒業

のびのびと制作できる点にも魅力を感じました。

「古典絵画技法」では、テンペラ画を学びます。またそれと並行して絵画史や材料史にも触れ、知見を得ていきます。昔の巨匠たちと同じ技法を用いて制作することは非常に有意義な体験となるはずです。失敗を恐れず、のびのびと制作できる点にも魅力を感じました。

教育普及の現場についてより深く理解することができました。

学芸員資格の講義では、博物館の実態について学ぶことができました。「博物館教育論」では学芸員は研究だけを行うのではなく、その内容を他人に伝えるための工夫を凝らし、教育の施設として成り立たせていることを学びました。博物館での実例を通して学び、また実体験することで、相手に分かりやすく伝えるヒントを得ることができました。こうして学んだことは美術館でのインターンに参加した際にも生かすことができ、教育普及の現場についてより深く理解することができました。

斎藤 菜櫻
斎藤 菜櫻さん

2019年度卒業