人文学部の学生がハワイでフィールドワークを行いました

人文学部人文学科3年次生の池谷さくらさんが、6月29日から7月6日まで、アメリカ・ハワイ州でフィールドワークを行いました。本学部の開講科目「フィールドワーク演習B」の一環で、英語によるディスカッションや発表に加え、移民の歴史を伝える施設などを訪れ、多様な文化が共存するハワイの社会や歴史について学びました。

人文学部では毎年、国内外の各地を舞台にフィールドワーク演習を開講しています。教室で得た知識を基に、地域の歴史や文化、人々の暮らしを自らの目で確かめ、調査・研究の手法を身に付けることが目的です。今年度もハワイのほか、北海道根室市や大分県豊後高田市、静岡県内などで実施しています。

今回、池谷さんはハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)で、異文化理解をテーマに英語で意見を交わし、スピーチの練習を重ねました。7月2日には研修の成果を発表。校外では、かつてハワイのサトウキビ農園などで働いた移民の生活を伝えるハワイ日本文化センターや、太平洋戦争の歴史を伝える真珠湾のアリゾナ記念館を訪問しました。さらに、ポリネシア・カルチャー・センターでは、太平洋の島々に受け継がれてきた伝統文化に触れ、アメリカ独立記念日にあたる4日にも異文化理解をテーマとした現地調査を行いました。 池谷さんは「ハワイでの体験を通じて、異なる文化や価値観に触れることの大切さを学びました。特に、現地の人々と英語でコミュニケーションをする中で、言語が完璧でなくても相手を理解しようとする姿勢が大切だと感じました。また、真珠湾を訪れることで、歴史を日本側だけでなく、アメリカ側の視点からも考えるきっかけになりました。今後は、英語力を高めるだけでなく、さまざまな文化や歴史について学び、多角的な視点から物事を考えられるようになりたいです」と振り返ります。演習を担当した人文学部のサリバン スーザン ローラ准教授は、「毎年、生徒たちがグローバル・コミュニティとのつながりに対する視野を広げると同時に、自分自身への理解を深めていく姿を目の当たりにすることは、実に素晴らしいことです。英語を日常的に使う中で、言語に対する自信、そして自分自身に対する自信が自然と育まれていきます。さらに、日本とハワイの間に長年存在する影響や関係性についても、より深く洞察できるようになります。このプログラムへの参加を通じて、生徒たちは日本国内にとどまらず、世界の舞台で活躍できる「グローバル市民」へと着実に成長しています」と話しています。