大学院情報通信学研究科の研究交流会を、7月3日に品川キャンパスで開催しました。同研究科が大学院生と教員、情報通信学部の学生との交流を促進し、学部3年次生に対する「大学院オープンラボ」として、研究室選択の情報を提供する目的で開催しているものです。当日は、16研究室がプレゼンテーションに参加。大学院生、情報通信学部生、教員ら約100名が参加し、軽食や飲み物を楽しむ気軽な雰囲気の中で各研究室のポスター発表を前に活発な議論を交わし、互いの交流を深めました。



開会に先立ち、情報通信学部の撫中達司学部長が、「学部3年次生は卒業研究に向けて研究室選びに悩んでいる渦中と思います。今日は多数の研究室が参加している好機ですから、教員や先輩たちと気軽に話し、議論して各研究室について知ってください。多くの皆さんに、ぜひ大学院にも興味をもってほしいと思います。今後もこのような機会を増やしていきますので、今後も積極的に参加してください」と呼びかけました。



会場では、各研究室の教員や大学院生らが、デジタルサイネージなどを使って日ごろの研究成果について解説。参加者は資料や画面を参照し、活発に質問して議論を交わし、それぞれの研究内容や社会実装の可能性などについて理解を深めました。学部3年次生は、「学部で学ぶうちに心理学に興味を持つようになりました。そうした分野を扱っている研究室の先生や先輩から話を聞けて大満足です」と笑顔で話しました。レーザー通信分野について解説していた大学院生は、「こうした場は気軽に質問や議論を交わせるので、普段の研究室の雰囲気が伝わりやすいと思います。大学院に興味のある学生も多くいて、奨学金制度なども紹介し、学費や進路の不安にも自分の例を交えて答えました」と話しました。



最後に大学院情報通信学研究科の山本宙専攻長(情報通信学部教授)が、「大学院生にとっては自分の研究をアピールする機会になりました。また、学部3年次生の皆さんにとっては研究室選びの判断材料を得られる場になったと思いますので、ぜひ自分に合った研究室を選んでください」とあいさつしました。交流会を企画した中谷裕教准教授は、「教員と大学院生の垣根を外し、発表と対話を通じて研究コミュニケーションの活性化を目的とする研究交流会は、月1回の定期開催を重ね、日常的な研究ディスカッションの場でもあります。今後もポスター発表や講演など折々の形式で継続し、本学部の研究文化になるよう期待します」と話しました。


