国際会議WORLDCOMP’16で石井啓之教授が業績賞を受賞しました

情報通信学部通信ネットワーク工学科の石井啓之教授が7月24日から28日まで、アメリカ・ラスベガスで開催された国際会議「The 2016 World Congress in Computer Science, Computer Engineering, and Applied Computing」(WORLDCOMP’16)で、Achievement Award(業績賞)を受賞しました。
この国際会議は、コンピューター関連の最新技術についての情報を共有し、研究者同士の意見交換の場を設けることなどを目的に、毎年世界各国から約 2000名の研究者、教員、学生らが参加して行われている学術会議です。石井教授は、長年にわたり携わっているエネルギー消費の低いネットワーキングシステムに関する研究成果とその貢献が主催団体から高く評価され、受賞したものです。石井教授が同賞を受賞したのは、2014年度に続き2度目です。
石井教授は会議で、筑波大学の西川博昭教授とともに自ら企画したセッション“SAFE, SECURE AND DEPENDABLE INFORMATION SHARING NETWORK SYSTEMS & SERVICES”を運営し、会議では座長を務めました。また同会議では、本学科の山本宙准教授、宇津圭祐講師、石井研究室で学ぶポンパディットプンマヴォンさん(大学院総合理工学研究科博士課程3年)、笹谷明さん(大学院情報通信学研究科修士課程1年)、宇津研究室で学ぶ眞中絢美さん(大学院情報通信学研究科修士課程2年)が参加し、それぞれ研究成果を発表しました。
石井教授は受賞について、「名誉ある賞をいただき、身の引き締まる思いです。今後ともこの領域の研究に微力ながら貢献していきたい」と話しています。また、学生らの発表については「外国の会議で英語で発表することは大変ですが、この経験は大きな自信につながると思います」と評価しています。

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