学生が「セキュリティ・キャンプ全国大会2016」に参加しました

情報通信学部通信ネットワーク工学科の森下彩さん(2年次生)と上島剛さん(3年次生)が8月9日から13日まで千葉県幕張市のクロス・ウェーブ幕張で開催された、「セキュリティ・キャンプ全国大会2016」(主催:セキュリティ・キャンプ実施協議会、独立行政法人情報処理推進機構、共催:経済産業省、後援:文部科学省ほか)に参加しました。

この取り組みは、巧妙化・複雑化するコンピューターウイルスやサイバー攻撃などで情報セキュリティーの脅威が高まる中、次代を担う人材の発掘・育成を目的に、ITに高い意識を持つ若者を対象としてサイバーセキュリティーに関する高度な技術を合宿形式で学ぶ機会を提供するものです。2004年から毎年開催され、プログラミングなどの技術面のみならずモラル面やセキュリティー意識、職業意識、自立的な学習意識などの向上を図ります。受講生選抜試験の倍率は例年4倍以上と高く、今回も200名以上の応募者の中からプログラミングやシステム構築などの課題と自己PRから成るネット上の試験を経て約50名が選ばれました。

森下さんは、「講義でこのキャンプの存在を知り挑戦しました。全国から集まった精鋭たちとともに、期間中は外出禁止で42コマの講義や特別講義、グループワーク、コンピューターセキュリティ技術の競技会などに取り組みました。中でも、新たなシステムを構築する場合のセキュリティーの考え方を学ぶ講義がとても印象に残っています」と振り返りました。「内容は高度で付いていけないと焦りましたが、柔軟に発想すれば解決の糸口が見つかると手応えを得ました。レベルの高い参加者と切磋琢磨し、自分の未熟さを実感した一方で視野が広がったと思います。これからも努力を続け、多様な人々の役に立つエンジニアになりたいと思います」と今後の抱負を話しています。

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