情報理工学部コンピュータ応用学科の浅川毅教授とその研究室に所属する学生有志10名が、株式会社ウォンツ・ジャパンの研究に協力しました。パソコン教室の運営やそこで用いる教材の開発を専門とする同社からの協力依頼を、東京商工会議所の産学公連携相談窓口を仲介して受け、2012年6月から共同で研究を推進。浅川教授と学生は、同社が新規に開発した認知症予防プログラムの効果を測定するため、使用者からのアンケートなどを集めて分析し、その有効性について実証しました。
また、このデータを論文にまとめる手法についてもアドバイスし、2014年5月に東京・品川区にある東京医療保健大学五反田キャンパスで開かれた「ITヘルスケア学会第8回年次学術大会」での同社による研究発表をサポートしました。なお、これらの成果は東京商工会議所が発行する機関紙『東商新聞』の15年8月20日号にも掲載されています。
浅川教授は、「今回の取り組みを通じて企業の力になれただけでなく、本学科の専門分野について多くの人々に周知することができました。学生にとっては、日ごろの研究が社会でどのように役立つか、実践を通じて学べる絶好の機会となりました。今後も産学公連携に積極的に取り組み、大学の知を外部に発信していきたい」と語りました。
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