経営学部の鈴木教授、田中准教授と学生がトレイルランの大会の運営に協力しました

経営学部観光ビジネス学科の鈴木康夫教授と経営学科の田中靖久准教授が9月27日、宮崎県五ヶ瀬町で開催された「第6回九州脊梁山脈トレイルランin五ヶ瀬」(主催:同実行委員会)の運営に協力しました。コースの整備や大会進行を担当する競技運営委員長を鈴木教授が、副委員長を田中准教授が務め、田中准教授のゼミに所属する学生4名が大会をサポートしました。この競技は九州脊梁山地の最高峰である国見岳、五ヶ瀬ハイランドスキー場のある向坂山をはじめ1,000m以上の山々を駆ける19kmのコースで毎年行われており、鈴木教授と田中准教授は第1回大会から、学生とともに協力してきました。

参加学生はゼミの研究として、日ごろから同スキー場の利用者誘致や夏季の施設活用に関する調査といったフィールドワークに取り組んでおり、今回の取り組みもその一環。大会に向けて9月14日にルートを示す案内板を設置し、コース上のゴミを清掃しました。当日は本部テントなどを設営し、スタート地点に参加した156名を誘導したほか、大会の様子を写真で記録。学生1名は自ら競技に参加し、終了後には会場の撤収作業を担いました。

大会に出場し完走を果たした兼瀬雄太さん(総合経営学部マネジメント学科4年次生)は、「このイベントには4年連続で携わっていますが、段取りの大切さや大会の周知の方法など、いつも新しい発見があります。競技者と運営者、両面から大会を見ることができ、貴重な経験ができました」と感想を述べました。田中准教授は、「学生たちにとっては、調査に取り組んでいる地域の方々や催しの参加者の声を直接聞くことができる貴重な機会です。今後も積極的に協力し、一人ひとりが自主的に学べる環境を提供していきたい」と話しました。

鈴木教授は、「地域を盛り上げてほしいという依頼を五ヶ瀬町などから受け、6年間にわたり田中先生、学生たちと大会のサポートを続けてきました。多くの人々の助けがあり、年々催しの認知度も高まっています。よりいっそうの地域活性化を目指した方策を、蓄積した研究データから考えていきます」と語りました。

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