学生が九州体育・スポーツ学会で研究成果を発表しました

総合経営学部マネジメント学科4年次生の兼瀬雄太さんが9月11日から13日まで、西九州大学(佐賀県神埼市)で開催された「九州体育・スポーツ学会第64回大会」で、研究成果を報告しました。この大会は、体育・スポーツに関する研究について最新の情報を共有するとともに、参加者同士が学際的な交流を促進する場を提供することを目的に開かれています。

「学生の学習意欲に関する研究―体育会クラブ所属学生と一般学生との比較―」をテーマに発表した兼瀬さんは、大学の強化クラブに所属している学生としていない学生を対象にアンケートを実施。その結果について、「どちらの学生も2年次生の時期に学習の意欲が低く、それに比べ1年次生、3年次生の学生は学習意欲が高い結果となりました。また、強化クラブに所属する学生は部活動に力を入れているため、意欲が低いということもわかりました」と解説しました。

兼瀬さんは、「多くの人々の前に立つのは経験が少なく緊張しましたが、練習のかいがあってスムーズに発表できました。貴重な機会を与えてくださった指導教員の田中靖久准教授(経営学部経営学科)をはじめ、サポートしてくださった多くの先生方、仲間に対して心から感謝しています。将来は教員を目指しているので、今後はこの研究成果を生かした効果的な指導について考えていきます」と感想を述べました。