藤井教授が「くまもと創業スクール」の講師を務めました

経営学部経営学科の藤井一郎教授が9月19日、市民会館崇城大学ホール(熊本市)で開催された「くまもと創業スクール」の講師を務めました。一般社団法人熊本県中小企業診断士協会が主催するもの。小売業やサービス業での起業に関心のある市民らを対象に、8月30日から12月5日(土)まで全8回にわたって経営実務や計画などを教えており、今回は約20名が参加しました。

中小企業診断士の資格を持つ藤井教授は、「マーケティングの基礎知識 最新マーケティング理論」をテーマに、有名企業の取り組みなどを例にあげながら顧客の求めるサービスや、それを実売につなげる理論や手法を紹介。「マーケティングはブランドの強化やSNSの活用と考えられがちですが、顧客満足のために自社が何をできるかをじっくり考え、一方的にサービスするのではなく、顧客と同じ目線に立ってともに価値を創る姿勢が重要です」と語りました。

来場者からは、「マーケティングは経験や感覚に頼ったものと考えていましたが、想像以上に理論や考え方が大切ということがわかりました。講演内で紹介された企業のモデルケースの中には、自分の目指す業種もあり、実践に即した内容で非常に参考になりました」といった声が聞かれました。藤井教授は、「来場された方々の関心は高く、大学の知を効果的に発信できたと考えています。今後もこのような催しには積極的に参加し、少しでも多くの方の力になっていきたい」と語りました。

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