経営学科で「3Dプリンタ講座」を初めて開催しました

経営学部経営学科では11月23日に、熊本キャンパスで「3Dプリンタ!講座 新しいビジネスを生み出す3Dプリンタ~フィギュアだけではなかよ~」を開催しました。経営学を学ぶ学生たちに、これからの産業やビジネスの潮流を理解してもらうとともに、社会に出た際に役立つ幅広い視野や発想力を身につけてもらおうと体験型の講義として企画したものです。熊本県内に本社があり、3Dプリンタに関するサービスを取り扱っている株式会社宮本機器開発と文房具や事務機器の製造、販売を手掛け、3Dプリンタ販売大手の株式会社レイメイ藤井の協力を得て、両社のスタッフと本学科の藤井一郎教授が講演しました。

約100名の学生が参加した当日はまず、宮本機器開発の宮本和哉代表と川口達三開発部長が3Dプリンタの概要や機器を活用した商品開発の現状、さらに経営と3Dプリンタの関係について紹介。宮本代表とレイメイ藤井の園村拓造主任が実際に機器の操作を実演しました。続いて藤井教授が登壇。20世紀アメリカの経営学者であるフレデリック・テイラーの「科学的管理法」(経営理論)が、ドイツ政府などによる「インダストリー4.0」(第4次産業革命)や3Dプリンタなどの革新的な機器によってどのように変化していくのか解説しました。

聴講した学生たちからは、「初めて3Dプリンタを間近に見て興奮しました。実際にものをつくる様子は感動的です」「講演を通じて社会の変化を実感しました。こういった知識を得なくては社会から取り残されていまいます。今後も学んでいきたい」といった感想が聞かれ、講演終了後も多くの学生が3Dプリンタの周囲に残り、議論を交わす様子が見られました。藤井教授は、「実際に機械が動く様子を目の当たりにして、多くの学生が興味を持ってくれたのではないでしょうか。今後は3Dプリンタを活用するプロジェクトを結成し、デザインやものづくり、販売に至るまでのプロセスを体験できるようにしたい」と語っていました。

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