故・千葉正士教授の追悼論文集『法文化論の展開―法主体のダイナミクス』が刊行されました

法学部で長らく教鞭を執られた故・千葉正士教授の追悼論文集『法文化論の展開―法主体のダイナミクス』が、5月に信山社から刊行されました。

千葉教授は、日本の法人類学の生みの親であり、法文化論、非西欧法学、法社会学、法哲学の分野で世界的な業績を残されたほか、日本法社会学会理事長を歴任されるとともに、スポーツ法学の分野を切り拓き、スポーツ法学会の設立に携わって初代会長を務めるなど法学の幅広い分野で活躍されました。東海大学には1983年に着任され、法学研究所の所長代行や次長を務め、その後93年の退職まで、長らく法学部法律学科の教育に尽力されました。

論文集には国内外の研究者が寄稿。法学部法律学科の大塚滋教授と北村隆憲教授がそれぞれ、「最後の千葉正士」と「法文化と非西欧法の法人類学へ―千葉博士の研究点描」の論題で論文を寄せています。

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