広報メディア学科の学生が第12回ピンクリボン大賞優秀賞を受賞しました

文学部広報メディア学科3年次生の末岡凌さんが、第12回ピンクリボン大賞のコピー部門優秀賞を受賞しました。これは広報メディア学科で開講している「広報・広告論」の履修学生が毎年課題として取り組んでいるもので、ポスターとコピーの2部門を母の日の5月8日から6月30日まで作品を募集しており、10月1日に審査結果が発表されました。

ポスター部門には937点、コピー部門には14293点、総数15230点の応募があり、末岡さんはグランプリ(1点)に次ぐ優秀賞(2点)を受賞。コピー部門の優秀賞受賞は、本学から8年ぶり2人目です。末岡さんは、「応募前に授業内で小泉眞人先生や学科卒業生の方による評価発表会があったのですが、そのときは候補に選ばれなかったので、まさか自分が受賞できるとは思わなかったです」と驚きの表情。受賞したコピー「乳がんは ニュースのできごとじゃない」は、報道されるがん患者のニュースや、自身の家族が病気になった経験から生まれたといいます。

「今年の春、母が脳の病気を患い手術を受けてから、ニュースやバラエティの再現VTRで流れる病気の話題を他人事と思えなくなりました。最近では芸能人が乳がんを公表して話題を集めていますが、そういった話を”ニュースの中のことで自分には関係ない”と考えず、自身や周りの人が健診を受けるきっかけになってほしいと思いこのコピーを作りました。私の母は人間ドッグでの早期発見により適切な処置を受け病気が完治したので、一人でも多くの人に健診を受けてもらえるよう、乳がん健診の認知も広まってほしいと思います」

来春から始まる就職活動では、広告関係の会社を志望するという末岡さん。「学科で開講している授業には、既存の商品の広告戦略を考え実践するものがあるのですが、既に存在するものをより良くすることや、自分がいいと思った商品を人に勧めることが好きなので、今回の受賞をひとつの契機として就職活動に臨みたいです」と話しました。

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