広報メディア学科のテレビ班がアメリカンフットボール部の試合を生配信しました

文学部広報メディア学科のテレビ班とアメリカンフットボール部による共同プロジェクトが、5月20日(土)に湘南キャンパスで行われた同部の春季オープン戦・東海大学対日本体育大学戦をインターネットで生配信しました。

本学科では教育の一環として、テレビ番組の制作をはじめとするメディア実践活動を展開しています。今回は、本学初の学生によるスポーツの生中継を実現しようと学生有志が集まり、アメフト部との共同プロジェクトが発足。今年1月には、トライアルとして部内紅白戦の様子をネット上で生配信しており、配信中に700以上のアクセスがあるなど好評を博しました。

試合当日、会場には空撮用のドローンを含め7台のカメラを設置。試合中の映像には電光掲示板をワイプで抜くことで残り時間と得点を画面上に映したほか、同部部員による実況も交えて配信し、配信中は800以上のアクセスがありました。実況を担当した同部マネジャーの武智春日さん(体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科4年次生)は、「誰でも試合を楽しめるよう、自分がアメフトを見始めたころは『どのルールが分からなかったか』を思い出しながら解説しました」と話します。

また、テレビ班のリーダーを務めた長岡弘大さん(文学部広報メディア学科3年次生)は、「普段の番組制作はスタジオでの収録なので、スポーツ中継も生配信もこの共同プロジェクトが初めてでした。全力でプレーする選手の皆さんに恥じない番組を作れるよう、想定されるトラブルの対策を考えたり、練習を見に行ってプレーの展開を教えてもらったりと準備してきました」と振り返ります。メンバーの和田完吾さん(同)も、「以前からアメフトのテレビ中継や漫画が好きだったので、こういった形で携われてうれしい。総合大学だからこそできたプロジェクトだと思います」と語りました。

指導にあたった本学科の五嶋正治教授は、「テレビ班とアメフト部の学生がやりたいと思ったことを、実現できたことがいちばんの成果。技術も演出も初めてのことばかりでしたが、学生の努力と多くの方にご協力により大きなトラブルもなく成功することができました」と感謝の言葉を述べました。

なお、試合は0―21で敗れました。次回は5月28日(日)に東京・アミノバイタルフィールドで桜美林大学と対戦します。

■当日中継された映像は、以下URLで視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=jRpovX0gCx4

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