就職活動体験報告会をリモート(Zoom)で開催しました

日本史専攻では、例年10月下旬ころ、これから就職活動を本格化させる3年生を主な対象に、就職活動体験報告会を開催しています。異なる業種から内定を受けた4年生に、就職活動がどのようなものか、また、学業や卒業論文執筆との両立をどのようにしたらよいか、など、実際に体験したことを、作成した資料に基づいて報告してもらったり、参加した後輩に助言をしてもらったりしています。

本専攻を卒業した学生は、多様な業種の民間企業に就職するほか、公務員や中学・高校(公立・私立)の教員になる学生、さらに、本学や他大学の大学院に進学する学生もいます。12月の時点で、多くの学生が企業から内定を受けており、教員採用試験や地方自治体の採用試験に合格した学生もいます。

今年度は10月26日にリモート(Zoom)で開催しました。報告してくれた4年生は、内定先業種が観光業と地方公務員の2名です。報告者の新美さんは、「コロナ禍での就職活動について経験や感想をお話しすることで、少しでも不安を解消するお手伝いができていれば良いなと思います。」と感想を話してくれました。

また、参加した3年生の保苅君は、「実際に就職活動を体験した先輩の生の声を聞くことができるのは、他のセミナーなどにはない利点です。就職活動の雰囲気を感じ取ることができ、また、抱いていた疑問についても、直接話を聞くことができ、不安が解消されました。」、同じく3年生の藤田君は、「就活をするには、早い段階からの準備と、目標達成までの筋道を立てる必要があると感じました。」と感想を話してくれました。