岡山県の巨大古墳で地中レーダー探査を実施しました

去る2月6日と7日に、文学部歴史学科考古学専攻の北條芳隆教授と宮原俊一准教授、大学院生の白川美冬さんの3名は、岡山県にある2基の巨大古墳、造山古墳(全長350m)と作山古墳(全長282m)を対象に、地中レーダー探査を行いました。

東京大学・岡山大学との連携調査の一環として実施したもので、現地では岡山市・総社市教育委員会にご支援を頂きました。両古墳の後円部の地下に眠るはずの埋葬施設の場所や構造を突きとめることが目的です。地面が乾いていることが地下探査に求められる条件なので、年間の降雨量が最も少ない2月初旬を選びました。寒いなかでの探査でしたが、幸い、レーダー波の反応も良く、予想以上に重要なデータが得られました。解析作業を今後進めます。

なお、今回の調査の模様は、「山陽新聞デジタル」にて紹介されました。
https://www.sanyonews.jp/article/1226357