5月14日付けの河北新報のコラム「河北春秋」に、考古学専攻の松本建速 教授の著書『つくられたエミシ』が取り上げられました。
一般に、多賀城跡(多賀城市)など東北の古代遺跡は、歴史書に書かれた「蝦夷」と関連付けられることが多々あります。
しかしコラムでは、通説に対する反対意見として、「蝦夷」という異民族の存在自体が中央の創作したフィクションである、とする松本教授の学説を紹介しています。https://kahoku.news/articles/20220514khn000002.html
古代東北をめぐるエミシ問題について興味を持たれた方は、ぜひ『つくられたエミシ』をご覧ください。
松本建速『つくられたエミシ』同成社 2018年