2023年度の考古学専攻新入生研修会−「甲斐の古墳と博物館を廻る」

 考古学専攻では、4月7日(金)に、山梨県にて新入生研修会を実施しました。新入生36名は、午前中には山梨県立考古博物館と近隣の古墳と墳墓の見学をし、午後は県立博物館を訪れました。

 北條芳隆教授が計画した今回の研修会のテーマは、「甲斐の古墳と博物館を廻る」。とくに全長168mの規模を誇る甲斐銚子塚古墳の巨大さを1年生にも実感させつつ、文化財保護の実際を見せたいとの企画でした。博物館見学についても実物展示中心の考古博物館と、模型や映像イメージ展示主体の県立博物館との対照性を実体験させることが主眼でした。

 湘南校舎から大学のバスに乗って甲斐銚子塚古墳・大丸山古墳−考古博物館−上の平遺跡−曽根丘陵研修センター(お弁当)−山梨県立博物館−湘南キャンパスという旅程でした。考古博物館では学芸員の柴田亮平さんと一之瀬敬一さん(共に本専攻OB)にご案内いただき、非常に熱の入った解説を頂戴しました。心から感謝申し上げます。