院生の前田公平さんが学会の卒業論文発表会で「レザノフ来航からみる日魯交渉における一考察―「魯西亜滞船中日記」を中心に―」を発表しました。

大学院博士前期課程1年の前田公平さんが、地方史研究協議会の第64回日本史関係卒業論文発表会で、「レザノフ来航からみる日魯交渉における一考察―「魯西亜滞船中日記」を中心に―」を発表しました。

大学院史学専攻の博士前期課程1年の前田公平さんが、2023年4月15日(土)に対面・オンライン併用形式で開催された、地方史研究協議会の第64回日本史関係卒業論文発表会において、「レザノフ来航からみる日魯交渉における一考察―「魯西亜滞船中日記」を中心に―」と題して発表しました。前田さんの卒業論文の指導教員は、本学スチューデントアチーブメントセンター所属で本専攻の兼担教員である吉田厚子先生(近世史・日蘭文化交流史)です。
本専攻では、大学院に進学した学生について、日本史関係卒業論文発表会の発表者として推薦しています。卒論発表会は、昨年度はオンライン開催でしたが、今年度は駒澤大学を会場に、対面とオンラインの併用で開催されました。会場には発表者のほか、多くの来場者もあり、久しぶりの対面での交流の場となりました。
全国学会の卒業論文発表会で発表した感想について、前田さんは、「初めての学会発表だったため、非常に緊張しましたが、レジュメ作成などの事前準備や発表を通じて、自身の研究をさらに深めることができたと思います。また、他大学の参加者との交流により、自分の研究とは異なる分野の内容や、さまざまな意見などに触れることができて、有意義な経験となりました。」と話してくれました。
(写真の掲載にあたり地方史研究協議会の許可を得ました)