英語文化コミュニケーション学科では在学中の海外留学を奨励しています。今回は東海大学「海外派遣留学プログラム」※を利用してカナダ・バンクーバーにあるブリティッシュ・コロンビア大学University of British Columbia(UBC)での長期留学に参加した3年生の吉澤優一さんに留学生活について聞きました。
Q:留学しようと思ったきっかけは何ですか?
吉澤さん:子供の頃から英語に接することが好きで、中学・高校では映画や洋楽にはまり、東海大学に入ってからは、英語を生かして将来は航空会社に就職したいと考えるようになったのがきっかけです。ですが、入学した3年前はコロナ禍の状況で海外渡航が難しくなり、夢だった海外留学が在学中にできるのか心配でしたが、昨年度の海外派遣留学に参加することができ、カナダで7カ月間とても充実した有意義な留学生活を送ることができました。
Q:留学プログラムの概要をお聞かせください?
吉澤さん:私は9月から3月までの長期留学に参加し、ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)のEnglish Language Institute(ELI)という外国人英語学習者のための機関で学びました。ELIでは、最初はVEEPと呼ばれる会話やリスニング中心のコースをとり、次にEAPというリーディングとライティングのコース、それとGCEというカナダの文化体験をするコースに参加しました。会話やリスニングは割と自信があり、楽しく授業を受けましたが、EAPではニュース記事から文学書まで内容も幅広く高度となり、課題のエッセイも書く量が多く中々大変でした。しかし自分の英語力の向上にはとてもよかったと思います。
Q:留学で印象に残ったことや楽しかったこと、苦労したことがあればお聞かせください?
吉澤さん:印象に残ったことは、日本と違い、クラスメートが様々な国や年齢層の人たちで、やはり日本での一律的な制度と違い、多様さというものを実感しました。楽しかったことはこうした多様なクラスメートとの交流から多くのことを吸収できたことでしょうか。プライベートでは留学した時期がカナダの秋から冬にかけてでしたので、スキーなどのウインタースポーツを満喫しました。プロチームのアイスホッケーの試合やオーロラも見に行き、オーロラの幻想的な光景は感動もので一生の思い出となりました。苦労したことはほとんどないのですが、しいて挙げれば、寿司やラーメンはカナダでは値段が高く、味も微妙に日本と違い、恋しくなりました。日本に戻って真っ先に食べに行きました(笑)。
Q:今後の抱負をお聞かせください。
吉澤さん:留学から戻ってきて、何か留学での体験を形にしたくて、いっしょに留学した友人と大学でサークルを立ち上げました。Tokai Language Exchange Tableというサークルで、東海大学の外国人留学生との交流を目的とし、日本語や日本の文化を教えたり、日本での生活をサポートしたりすることを主な活動としています。興味のある方はいつでも大歓迎です。
Q:最後に、留学を考えている学生の皆さんに何かメッセージを英語でお願いします。
吉澤さん:Hi everyone! Yuichi is here from Tokai University. Studying abroad is one of the best ways to improve your foreign language skill and cultural experience, but it’s necessary for you to study and prepare your studies before going to other countries, specifically, speaking and listening skills. If you prepare carefully, you will get many opportunities to spend a meaningfull time in a pristine environment. Hope many students from Tokai University have a great time through the programs. Thank you.
お聞かせいただきありがとうございました。
(インタビュー:神山、写真提供:吉澤優一さん)
※東海大学の海外派遣留学プログラムの詳細につきましては、大学のサイト海外派遣留学プログラム – TOKAI Outbound | グローバルネットワークページ | 東海大学 – Tokai University (u-tokai.ac.jp)をご参照ください。