考古学専攻生対象のキャリア支援講座を開催しました

例年、考古学専攻では就職支援の一環として、考古学専攻卒業生によるキャリア支援講座を開催しています。

本専攻は1979年の開設以来、教育委員会、財団法人、民間調査会社といった考古学業界で働く専門調査員を全国各地に数多く輩出してきました。本専攻のキャリア支援講座では、専門職に対する理解を深めてもらうことを狙いとし、現役で活躍されている卒業生をお呼びして、先輩方の生の声を在学生に直接届けています。

今回は、特に就職活動を控えた3年次生を対象として、2023年の12月7日に講演会を開催しました。講演は、建設NRT株式会社にて調査補助員として活躍されている水野諒さん(2016年入学)に依頼しました。水野さんは厚木市を中心に神奈川県各地で発掘調査の経験を積みつつある若手調査員で、その活躍は厚木市の広報でも取り上げられました(広報あつぎ 第1399号(2023年5月15日発行)「熱気人」)。

水野さんからは「私の仕事」というテーマでご講演いただきました。民間の発掘調査会社に就職したきっかけや調査補助員としての仕事内容など、実際に日々遺跡と向き合っている先輩のお話は学部生たちにとって新鮮だったようで、講演終了後には活発な質疑応答が行われました。

 参加した学生の1人は、「『土がわかれば調査員になれる』『文化財を後世へ継承しようとする気持ちがあれば大丈夫』というお話を聞いて、専門職への就職に対するハードルが下がりました。今後の就職活動では考古学の専門職を視野にいれていきたいです。」と話してくれました。

講演の様子

講師の水野さん(左)

特定助手 白川美冬