卒業論文発表会を開催しました

 文学部歴史学科西洋史専攻では2024年2月6日(火)に、東海大学史学会と共催で「2023年度卒業論文発表会」を開催しました。歴史学科の各専攻(日本史専攻・西洋史専攻・考古学専攻)から優秀卒業論文を2本選出し、執筆者に内容を発表してもらうものです。
 西洋史専攻からは村上花音さんによる「政治の野蛮化」に退役軍人は関与したのか-1920年代ドイツの政治と暴力の作用についての考察-」と、池田篤史さんによる「第二次世界大戦後におけるモンゴル人民共和国とソ連の関係-ブレジネフ期を中心に-」の2本の卒業論文が選出されました。どちらのご発表とも、卒業論文の章立てや概要を簡潔に示し、テーマに関係するさまざまな論文に対して自身が示した主張を根拠を挙げて解説し、また、これから卒業論文に取り組む下級生に向けてのアドバイスも送られました。
 このイベントは次年度に卒業論文執筆を控えた3年生たちのためのイベントともなっており、発表を聴いた3年生からは専門的な内容についての質問がされ、また先輩から後輩への卒業論文作成へのアドバイスに真剣な表情で聞き入っていました。