「平成29年度清水港・みなと色彩セミナー」で発表しました

海洋学部環境社会学科の東惠子教授と福井康生さん(3年次生)が、3月8日に静岡市役所清水庁舎3階ふれあいホールで開催された「平成29年度清水港・みなと色彩セミナー 住んでよし、働いてよし、訪れてよし OMOTENASHI 清水みなとまち」で研究成果を発表しました。同セミナーは、産官学連携で自然景観と調和した美しい港の景観づくりを目標に1992年から活動している「清水・みなと色彩計画推進協議会」の主催で毎年開かれているものです。

第1部「美しい港づくり協力企業表彰」では同協議会会長の東教授から関係者に感謝状が授与され、「協議件数1000件達成記念セレモニー」としてくす玉割りが行われました。第2部「明日の清水港に向けて~トークセッション~」では東教授と福井さんが「緑による魅力あるみなとまちづくり提案」と題して発表しました。清水港が国際クルーズ拠点港に認定されたことを機に客船の寄港が倍増し、国内外の観光客の受け入れ環境の向上が課題に挙がっていました。そこで、東教授の研究室ではクルーズ客船観光客を対象に寄港地ニーズ調査や、県内外の客船見学者および地元清水港港湾関連企業の意識調査を行い、多様なニーズを踏まえたディープツアーのほか、多言語マップや看板の制作、清水港周辺の回遊性を高めるための空間・行動調査、分析、整備提案をしてきました。今回はそれらの成果を報告し、「明日の清水港にむけて私達ができること」をテーマにNPO、企業、行政からの話題提供のもと、セミナー参加者によるトークセッションでもさまざまな意見交換が行われました。

色彩セミナー (1)_525.jpg

色彩セミナー (2)_525.jpg

色彩セミナー (3)_525.jpg

色彩セミナー (4)_525.jpg

色彩セミナー (5)_525.jpg