「バリシップ2019」に海洋学部のブースを出展しました

海洋学部では、5月23日から25日まで愛媛県・テクスポート今治などで開かれた「バリシップ2019」(主催=UBMジャパン)にブースを出展しました。西日本最大の国際海事展として2年に一度開かれているイベントで、今回は350をこえる企業・団体が参加しました。

期間中は、本学の概要や海洋学部の研究実績を紹介するブースを出展し、24日には各研究室や学生団体が一般参加者向けの催しを実施しました。航海工学科海洋機械工学専攻の坂上憲光准教授の研究室が水中ロボットの操縦体験を行い、子どもたちから人気を博したほか、環境社会学科の廣瀬慎美子准教授の研究室では、学生が授業や調査で採取した海草の押し葉キーホルダーづくり体験を指導しました。イベント会場では、東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトの「ワンダフル・マリンアニマルズ」が、クマノミや深海ザメなどのロボットを特設プールで披露。ロボットとは思えない本物そっくりな触り心地や動きの滑らかさに来場者から驚きの声が上がりました。静岡県内の河川で水質や生態系の調査を行う学生サークル「水棲環境研究会」もタッチプールを出展。集まった子どもたちがヒトデやウニなどを手のひらに乗せるなどして生きものと触れ合い、ミシシッピアカミミガメを見た子どもが、「縁日で売られている『ミドリガメ』がこんなに大きく育つと思わなかった」と驚く場面もありました。

また、「海洋資源開発と日本の未来」をテーマにしたシンポジウムに山田吉彦静岡キャンパス長(海洋文明学科教授)が進行役として登壇。海洋研究開発機構海底資源センターや地元企業によるプレゼンテーションのあと、登壇者によるディスカッションが行われ「『東洋のマチュピチュ』と呼ばれる東平貯鉱庫跡などを観光資源としてもっとアピールしていけば四国は活気づく」など、活発に意見が交わされました。

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