伊勢原キャンパスの医学部付属病院で12月17日に、本学体育学部の卒業生で読売ジャイアンツに所属する大城卓三選手と中川皓太選手、山﨑伊織選手が入院中の子どもたちと交流しました。3選手は、同チームの社会貢献活動「G hands」の一環で本学硬式野球部の先輩である菅野智之選手(オリオールズ)らが続けてきた活動を引き継ぎ、闘病中の子どもたちを励まそうと訪れました。






3選手はマスコットのジャビットとともに、伊勢原市立伊勢原小学校と同中沢中学校の分室として設置している院内学級「東海学級」のクリスマス会に参加。準備体操としてラジオ体操をした後、輪投げやキャッチボールを楽しみました。質問コーナーでは、「オフの日の過ごし方」や「幼いのころ憧れていたプロ野球選手」について尋ねられ、一つひとつ丁寧に回答。最後に、サンタクロースとトナカイに扮してプレゼントを手渡しました。代表してお礼の言葉を述べた男子児童は、「昨年はコロナになってしまってクリスマス会に参加できなかったのですが、3選手がビデオメッセージを送ってくれて感動しました。治療中もそのメッセージを何度も見返して頑張りました。つらくて苦しい治療を乗り越えられる大きなパワーをいただき、本当にありがとうございました」と語りました。3選手はその後、病室も回って子どもたちにプレゼントを届けました。






大城選手は、「素晴らしいあいさつの言葉にぐっときましたし、子どもたちからたくさんのパワーをもらいました。リーグ優勝、日本一を勝ち取って来年もまた3名で来られるようにさらに活躍したい」と意気込み、山﨑選手は、「野球を知らない子にも“毎年来てくれる選手だ”とテレビで見てもらえるような活躍しないといけないと改めて感じました。こんなに喜んでもらえるなら毎日でも来たい」とコメント。中川選手は、「東海大出身の選手たちでこうした活動を途切れさせないように続けていきたい。自分自身も1年でも長く参加できるように頑張っていく」と話していました。