医学部看護学科精神看護学のセミナールに所属する学生が「世界メンタルヘルスデー」の啓発活動に協力しました

医学部看護学科精神看護学領域の吉川隆博教授、荻野夏子講師、伏見友里助教らのゼミナールに所属する4年次生ら10名が、10月10日に東京タワーメディアセンターで開催された「世界メンタルヘルスデー2026東京フェスタ」(主催:特定非営利活動法人シルバーリボンジャパン[SRJ]、後援:厚生労働省・東京都)にブースを出展。オリジナルのメッセージカードを配布し、心の健康の大切さを呼びかけました。また、同日SRJにより行われた、「東京タワー シルバー&グリーンライトアップ点灯式」にも、日本精神科看護協会会長を務める吉川教授と共に参加しました。

学生たちはこの日に向けて、世界メンタルヘルスデーの意義やSRJ の活動に関する学びを深めるとともに、メンタルヘルスの意義をより多くの人に伝える方法を検討。オリジナルの啓発用チラシを作成し、キャンパスのある伊勢原内の商店や市役所、養護教諭を目指す学生が実習でお世話になった小学校にチラシの掲示や配布を依頼するなど、地域への発信に取り組みました。東京フェスタのブースでは、「メンタルヘルスを守るために今日からできること」を記したメッセージカードを来場者に配布。心の健康との関連が深い飲酒に対する体質を知るためのアルコールパッチテストの体験コーナーを設け、その目的と成果をプレゼンテーションしました。

学生たちは、「不安を抱える人だけでなく健康な人にも心を整える大切さを認識してもらうため、子どもから高齢者まで誰もが理解しやすいようにチラシとカードの内容やデザインを工夫しました。活動を通じて自分自身の心の健康と向き合うこともでき、看護師として己をコントロールする大切さにも気付きました」「広い視点から心の健康について考えるとともに、国や自治体、企業による多様な支援活動を知る機会になりました。この学びを看護師の仕事に生かしていきたい」と話していました。

指導する伏見助教は、「学生たちは、病院における患者さんのケアだけでなく、地域の人々に対する予防・啓発の視点からも、精神保健の意義や精神科看護に関する理解を深められたと感じます」と語り、荻野講師は、「専門的な知識を広く発信し、人々に還元することも看護師の役割であることを体験的に学んでくれたと思います。引き続き知識や技術の修得を続けるとともに、それを社会に役立てるために行動できる看護師になってほしい」と期待を語っています。