看護師キャリア支援センターが「2025年度認定看護師教育課程開講式」を挙行しました

看護師キャリア支援センターでは9月1日に伊勢原キャンパスで、「2025年度認定看護師教育課程開講式」を挙行しました。看護師のキャリア形成の支援や高度な専門性を有する看護師の育成に取り組む本センターでは、16年度から本教育課程を設置しています。今年度は全国の医療機関から、救急看護認定看護師教育課程に10期生として9名、集中ケア認定看護師教育課程には医学部付属病院の1名を含む12名が6期生として入学しました。

式典では、建学の歌の斉唱、研修生の紹介に続き、本センターの森悟子所長(医学部付属病院副院長、看護部長)が登壇。「医療機関で多忙な日々を送る中、さらに学修して専門性を高めようとする皆さんの志に敬意を表します。本学では、困難かつ大きな課題に勇気をもって挑戦する『挑み力』を持った人材の育成を目指しています。挑戦には困難もあると思いますが、チャレンジする自分を鼓舞するとともに仲間と協力し、認定看護師の資格取得という目標を達成してください」と語りかけました。祝電披露の後、研修生を代表して集中ケア課程の隂山真さんが登壇し、「支えてくださる多くの方への感謝の気持ちを忘れず主体性を持って学び、認定看護師としての責務を果たせる人材になるよう研鑽を積んでいきます」と誓いの言葉を述べました。

なお、20年度に開始した「看護師特定行為研修」(特定の医療行為について医師が作成した手順書に基づいて診療の補助を行う看護師を育成する研修)には、医学部付属病院の2名、付属八王子病院の1名を含む19名が6期生として4月に入学。前半の講義・演習科目を終えて、現在は医療機関での臨床実習に取り組んでいます。また、9月16日には「保健師助産師看護師実習指導者講習会」(神奈川県委託事業)が開講し、県内の医療機関に勤務する看護師30名が、病院実習に臨む看護学生を指導する際に必要な知識や技術、態度に関する理解を深めるための講習に臨みます。