医学部看護学科の杉村講師が伊勢原市「幼児家庭教育学級」の講師を務めました

医学部看護学科の杉村篤士講師が伊勢原市「幼児家庭教育学級」の講師に招かれ、6月15日に市立高部屋公民館で講演しました。この催しは、親の子育てに対する不安を和らげ、子どもが大人とふれあう場を提供することを目的に、高部屋・大山公民館と大山高部屋地区民生児童委員協議会が「子育て講演会」として開いたものです。杉村講師は「小児看護の基礎知識」をテーマに講演。地域の親子や民生児童委員ら多数が参加しました。

杉村講師は、交通事故による外傷や誤飲による窒息、発熱やけいれんなどの急性症状について、特徴と予防、対応方法について説明。アトピー性皮膚炎の原因や悪化因子、予防・治療法についても最新の研究成果をもとに解説しました。さらに、医療機関に受診するタイミングや受診に迷った場合の相談窓口を紹介し、「家族や地域の方と協力し、ぜひ子育てを楽しんでください」と語りかけました。

参加者からは、「看護師として、親としての自身の経験を交えながらわかりやすく説明していただき、注意すべきポイントをしっかりと理解できました」「教えていただいたことを家族や祖父母に伝えます」と感想を話していました。