体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科では10月12日に、第35回湘南望星ゼミナール及び第32回東海大学健康・スポーツ科学セミナー「平和運動としてのオリンピック」(共催:学校法人東海大学望星学塾、大学院体育学研究科、協賛:秀和ビルメンテナンス、後援:東海大学スポーツ教育センター)を開催しました。今回は五輪・パラリンピックと平和の関係性について、首都大学東京オープンユニバーシティ教授で日本オリンピック・アカデミー理事を務める舛本直文氏を招き、講演会を実施しました。
舛本氏はオリンピックの歴史について説明したあと、過去の聖火リレーや開会式を例示し、五輪に込められた平和へのメッセージを解説しました。「開会式では平和の象徴でもあるハトを登場させなければいけません。また期間中は世界中で停戦協定が結ばれるなど、五輪と平和は密接に関係しています」と話し、「皆さんのまわりにも五輪に携わる方法はたくさんあります。自分に見合ったかかわり方を見つけてください。そして活動に参加した際には、SNSなどを使って情報を発信し、五輪と平和の関係についても多くの人に伝えてほしい」と講義を締めくくりました。
参加した学生からは、「ただ観戦するだけでなく、ボランティアとして携わりたいとあらためて感じました。会場の空気やイベントの感想などを自分たちから発信するのも楽しみ」、「2020年に開催される東京五輪では平和との関係についても注目したい」といった感想が聞かれました。