大磯町「高麗の山神輿」の親綱の引き手に柔道部が参加しました

湘南キャンパスの男子柔道部が、4月21日から23日まで開かれた神奈川県大磯町・高来神社の春の例大祭に協力。15名の部員が参加し、21日に行われた「高麗の山神輿(こまのやまみこし)」の”綱の引き手”を務めました。

1644年に始まったとされる山神輿は、同町高麗山のふもとにある高来神社から、標高約170mの山頂まで約250kgのみこしを担ぎ上げるもので、町の無形民俗文化財にも指定されている歴史ある行事です。地域の高齢化などによる担い手不足を受け、4年ほど前から同町が本キャンパスの学生から引き手を募っており、例年柔道部からも多くの選手が参加しています。

当日は、地域の方々が担ぐみこしの正面と左右から柔道部員が綱を引っ張り、急斜面が続く男坂を約3時間かけて登りました。また、山頂で行われる神事の直前には柔道部だけでみこしを担ぐなど、伝統行事の盛り上げにも一役買いました。学生のリーダーを務めた中川貴文さん(体育学部4年次生)は、「みこしを引っ張るのは普段のトレーニングよりきついけれど、地域の方々との一体感や祭りの雰囲気はここでしか味わえない貴重な経験です。祭りへの参加は部としての伝統にもなってきているので、後輩たちにも引き継いでいきます」と話しました。

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