体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科では、5月25日に湘南キャンパスで「2018年度第1回湘南望星ゼミナール」(共催:学校法人東海大学望星学塾、協賛:秀和ビルメンテナンス)を開催しました。今回は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ボランティアアドバイザリー会議アドバイザーを務める文教大学人間科学部准教授の二宮雅也氏を講師に招き、同学科の学生や教職員ら145名が参加しました。
最初にスポーツ・レジャーマネジメント学科の萩裕美子教授が挨拶の中で、「スポーツは『見る』『する』『支える』といわれていますが、見えないところで多くの人々に支えられてスポーツイベントは成り立っています。今日は二宮先生の講演から、スポーツイベントを魅力あるものにするためのヒントを学んでください」と語りました。二宮氏による講演でははじめに、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックにおけるスポーツボランティアの役割や、各競技の開催地で募集される「都市ボランティア」との違いなどの解説がありました。また、2012年に開かれたロンドン五輪を振り返り、「ボランティアスタッフとコミュニケーションをとる選手は多く、その対応がパフォーマンスに影響を与える可能性もあることから、ボランティアスタッフが『Games Maker』と呼ばれるケースもありました」と、大会でのエピソードを紹介しました。さらに今年9月から募集開始となる東京五輪のボランティアスタッフの募集に向けて、「スタッフをやってみたいという強い気持ちが大切。人の印象は一瞬で決まるので、面接を受ける人はそういった気持ちを全面に押し出して臨んでください」と語りました。