男女柔道部の「全日本学生柔道優勝大会アベック優勝祝賀会」を開催しました

湘南キャンパスの男女柔道部による全日本学生柔道優勝大会アベック優勝を祝う祝賀会を、9月19日に東京・霞が関の東海大学校友会館で開催しました。6月22、23日に日本武道館で行われた同大会で、男子部は4連覇で大会優勝回数を史上最多の24に更新。また、女子部は12年ぶり5回目の大学日本一となりました。男女そろっての同大会制覇は2004年以来15年ぶりの快挙です。

当日は、松前達郎総長や松前義昭理事長ら学園関係者をはじめ、両部の選手、卒業生、保護者ら約400名が参加。梶井龍太郎副学長による開会の辞に続いて、男子部の上水研一朗監督(体育学部教授)と女子部の塚田真希監督(同講師)が大会報告と選手紹介を行いました。上水監督は関係者への謝辞とともに、「結果だけを見れば盤石の闘いができたように感じられますが、前哨戦の東京学生柔道優勝大会では国士舘大学に敗れるなど大会前はチームとしての完成度は未成熟な状態でした。しかし、コーチ陣や統括主将の太田彪雅(体育学部4年次生)らがよくチームをまとめてくれて、見事な仕上がりで隙のない試合を展開できました」と振り返り、就任後初優勝となった塚田監督は、「今大会は一戦一戦がとてもハードな戦いとなりましたが、選手たちはそれぞれの役割を果たして試合の流れをつないでくれました。日本一に向けて厳しい指導をしてきましたが、選手たちは4年次生を中心に指導陣の方針をよく理解してくれました」と選手たちをたたえました。また、両部の部長を務める中西英敏教授(体育学部)も登壇し、今後の大会スケジュールとともに8月25日から9月1日まで開かれた世界柔道選手権大会東京大会での東海大勢の活躍を報告しました。

主催者代表あいさつでは松前義昭理事長が登壇。2000年から4年間にわたって柔道部長を務めたころを振り返りながら、「柔道部は昔も今も、チーム内の熾烈な競争を勝ち抜いたメンバーで試合に臨んでいます。そこに上水監督や塚田監督の緻密な采配が加わって日本一の座を勝ち取りました。これからも積み上げてきたものを生かして歴史をつくっていってほしい」と今後のさらなる活躍に期待を寄せました。松前達郎総長も祝辞を述べ、「柔道部の『強さ』とは何かと考えた時に、それは『心の絆』によるものではないかと思いました。指導者と選手が相互に信頼し合い、二人の監督がそれをうまくまとめ上げているからこそ大会で力を発揮できるのです。選手諸君には今後も、心のつながりを大切にして、人生の糧にしてください」と語りかけました。

さらに、来賓を代表して日本BS放送株式会社代表取締役会長兼CEOの齋藤知久氏から祝辞が寄せられたほか、柔道部の後援団体である松柔会の新井義一会長(秀和ビルメンテナンス株式会社代表取締役会長)の発声で乾杯。来場者は選手たちを囲みながら歓談し、両部の快挙について語り合いました。会の最後には全員で校歌を斉唱し、吉川直人副学長のあいさつで閉会しました。

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