男女柔道部が全日本学生柔道体重別団体優勝大会で史上初のアベック優勝を飾り団体2冠を達成しました

湘南キャンパスの男女柔道部が10月19、20日に兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で開催された全日本学生柔道体重別団体優勝大会に出場。男女ともに1日目、2日目の階級の配列が抽選によって決定される7人制の団体戦で、男子は2年ぶり11回目、女子は初優勝を飾り、男女そろって6月の全日本学生柔道優勝大会との2冠を達成しました。同大会でのアベック優勝は史上初めてです。

男子は初戦となった2回戦で近畿大学を4―0で下すと、3回戦では清和大学に6-0、4回戦では國學院大學に4-0で勝利。前回大会王者の日本体育大学との準決勝は先鋒の太田彪雅主将(体育学部4年次生)の一本勝ちで挙げたポイントを守り抜き、1-0で決勝へと駒を進めました。国士舘大学との一戦は先鋒から大将まですべて引き分け、両監督のくじ引きにより73kg級の選手によるゴールデンスコア方式の代表選へともつれ込みました。大一番を任された立川新選手(同)は果敢に攻め、11分45分に背負い投げで一本勝ちし、優勝を決めました。

一方の女子は、初戦となった2回戦で近畿大学に4-1、3回戦では金沢学院大学に5-1と順調に白星を重ねます。準決勝の帝京大学戦では、五将の香川瑞希選手(同2年次生)と大将の児玉ひかる選手(同1年次生)が一本勝ちし、2-0で勝利。筑波大学との決勝は、先鋒の竹内鈴選手(同4年次生)と中堅の立川桃選手(同1年次生)が一本勝ち、三将の佐藤茜選手(同4年次生)が優勢勝ちし、3-2で栄冠を手にしました。

男子部の上水研一朗監督(体育学部教授)は、「11度目の優勝ですが、楽な試合は一つもありませんでした。今年度は統括主将の太田と、新たに設けた軽量級主将の立川新の2人でよくチームをまとめ上げてくれました。特に立川は準決勝で指にケガを負いましたが、最後の代表戦では4年生の意地を見せてくれた」とたたえ、女子の塚田真希監督(同講師)は、「主力選手のケガなどもあり、ベストメンバーで臨むことはできませんでしたが、チームの代表になった選手たちが自覚を持って練習できていたこと、メンバーに入れなかった選手や副監督、コーチらスタッフが一丸でサポートしてくれたことが勝因だと思います。選手たちが本当によく頑張りました」と語りました。

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