学生が「Annual International Academic Session 2019」に参加しました

体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科2年次生の高山セリエさんが、昨年11月18日から20日までシンガポールで開催された「Annual International Academic Session 2019」(主催:シンガポール・オリンピック・アカデミー)に参加しました。オリンピック・アカデミーは、ギリシャに本部を持つ国際オリンピック・アカデミーを頂点とし、世界の149の国や地域にそれぞれのアカデミーが、オリンピックの思想や歴史の研究、オリンピック・ムーブメントの普及と教育活動などを行っています。高山さんは、自身が所属する日本オリンピック・アカデミーの代表として、モーグルの元日本代表選手とともに参加。今回のセッションにはほかにも、東南アジアを中心とした11カ国から24名が集まりました。

期間中は、オリンピックが開かれるまでの経緯や過去の大会について講義を受け、各国の参加者らとオリンピックの理念をテーマにしたワークショップを実施。現地コーディネーターも加わり、グループごとにオリンピックの価値として挙げられるExcellence(卓越)・Friendship(友情)・Respect(尊重)について話し合い、最終日には成果発表会が行われました。また、陸上競技の元シンガポール代表選手による講義や、シンガポール・スポーツ・ミュージアムの見学などを通じて、シンガポールにおけるオリンピックの歴史を学びました。高山さんは、「国や年齢、仕事、立場が異なる人たちとでもオリンピックについて話すだけで会話が広がり、世界共通の話題であることをあらためて認識しました。私は東京オリンピック・パラリンピックにボランティアスタッフとして参加する予定なので、今回の経験を生かして大会の運営に携わりたい」と話しています。

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