スポーツ・レジャーマネジメント学科の学生が東京オリンピックのバスケットボール3x3で国内技術役員を務めました

体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科4年次生の三浦弥夢さんが、7月24日から28日まで東京・青海アーバンスポーツパークで実施された東京オリンピックのバスケットボール3x3(3人制バスケットボール)で、国内技術役員として競技大会の運営に参加しました。

高校まで選手としてバスケ部に所属していた三浦さんは、その経験を生かし大学2年時に3x3競技役員のセレクションに挑戦。競技理解や試合で用いる機器の操作方法、試合運営に必要な英語力を測定する試験などに臨み、今年1月に国内技術役員として選出されました。大規模なスポーツイベントの運営に携わるのは初めてだったものの、本学科が開講する2年次生対象の「スポーツイベントマネジメント実習」を通じて参加した東海大学学園オリンピックやリトルリーグ全国選抜神奈川連盟大会などの運営経験を生かし、期間中は審判団の補助としてテクニカルオフィシャルを担当しました。「高校生のときに3x3の試合を初めて見てから、大会運営などにかかわりたいと思い、スポーツイベントのマネジメントを学ぶために東海大学を受験しました。イベントの準備や運営の流れなど実習で学んだ知識は、オリンピックでも生かせる場面が多かった」と振り返ります。

男子の日本対オランダ戦の試合中に機材トラブルが発生した際には、急遽日本製の機材を使用することになり、試合担当ではなかった三浦さんが操作方法を審判団に英語で説明する場面も。「ネイティブの英語力には届かないけれど、競技に関する専門用語は頭に叩き込んでいたので対応することができました。世界中のさまざまな人が力を合わせて開催できた大会に貢献できたことは、とても貴重な経験になりました」と語っています。