体育学部生涯スポーツ学科で、野外活動の実践実習を実施しました。

体育学部生涯スポーツ学科では12月12日に湘南キャンパスで、屋外活動の実践実習を実施しました。本学科では、2年次生の必修授業「夏季野外活動理論演習」(指導教員=岡田成弘准教授、知念嘉史准教授)の集中授業として、毎年4泊5日のキャンプ実習を行ってきました。昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期しました。今年度は感染予防の観点から日帰りで実施可能な取り組みとして、学内で実践実習1回と神奈川県内でのアウトドアスポーツ体験実習2回という形式に変更し、3年次生107名が参加しました。

当日は、2グループに分かれ、キャンパス内でのツリーイング体験と野外炊事を交互に行いました。陸上競技場横の林では、NPO法人ツリーマスタークライミングアカデミー(TMCA)東海ブロックのインストラクターや知念准教授による指導の下、ロープを使った木登り「ツリーイング」を体験。ツリーイングとはTMCAが推奨する安全で楽しい木登りの呼び名で、「ing」は「Climbing(木に登る)」「Learning(木から学ぶ)」「Sharing(共有する)」の3つが由来となっています。学生たちはツリーイングの技術を駆使して、木の上に登り、隣の木に移ったりしました。金子将太さんは「木登りは子どもの時以来で、とても新鮮な体験でした。幼いころは恐怖心なくスイスイ登っていたのに、大学生の今の方が恐怖を感じました。木の上から見たキャンパスは、建物から見るのとまた違った景色で達成感がありました」とコメント。指導にあたった知念准教授は、「ツリーイングは一見簡単そうに見えますが、実際にやってみるとコツがいるアウトドアスポーツです。何度も挑戦・失敗する中で自らを考え、外で体を動かすことの楽しさを感じてもらいたい」と語りました。

芝生広場「Paletteパレット」では、岡田准教授による指導の下で野外炊事を実施。学生たちは3~4人の班に分かれて、ナタを使って割りばしほどの太さにまきを割り、まきや新聞紙を円錐形に組んで火を起こすと、その火で飯ごう炊飯を行いました。岡田准教授は、「オンラインでは体験できないリアルな体験を通して、原始的な体験の面白さなどを知ってもらえたかと思います。また、これまで集まっての活動はできませんでしたが、実習の中で学生たちが積極的にコミュニケーションを取っている場面が見られました。この体験を通じて正しい知識やスキルを身に着けてくれたらうれしい」と話しました。

なお、今学期を通じて神奈川県内各地で実施しているアウトドアスポーツ体験実習では、「ボルダリング」「トレッキング」「ルアーフィッシング」「マウンテンバイク」などのアウトドアスポーツから2つを選んで体験します。近野早紀さんは、「私は小田原市にあるアウトドアパーク『フォレストバイク』でマウンテンバイクを体験しました。体重移動が難しく恐怖心もありましたが、爽快感があっていつの間にか熱中してしみました。今後また友達と行く予定です」と話しました。