スポーツレジャー・マネジメント学科の学生が、「JALふるさとワーキングホリデー」に参加しました

体育学部スポーツレジャー・マネジメント学科2年次次生の清太陽さんと中園翔太さんが、2月上旬から3月中旬にかけて行われた日本航空主催の「JALふるさとワーキングホリデー」に参加しました。同プロジェクトは、地方活性化や「田舎暮らし」に興味のある若者を対象にとした地方創生プラグラムで、参加者は人手不足の地域に滞在しながら農作業などに取り組み、地域住民と交流しながら暮らしを体感するものです。参加者には学びの機会が提供され、地域の課題解決を支援しながら関係人口の拡大にもつなげることを目的としています。

清さんは、2月5日から18日まで秋田県藤里町を訪問。世界自然遺産・白神山地のふもとに位置する同町で、白神山地世界遺産センターや町営スキー場など施設を見学。公共施設周辺で雪かきや清掃活動などにも取り組み、「町の人たちはとても温かく、どんなときでも優しく話しかけてくれました。都会では近隣住民同士の交流がどんどんと希薄になっていますが、住民同士が互いに支え合い、笑い合える町内の雰囲気はかつて日本中にあったものだと思うので、若い世代も大切にしなければならないと感じました」と振り返りました。

中園さんは、2月26日から3月11日にかけて岩手県八万平市に滞在。「クリーンエネルギーを生かしたサスティナブルな農業を学ぶ」をテーマに、地熱発電の熱水を利用した温室ハウスで育てるトマトやバジル栽培など地域独自の農業を体験したほか、八万平温泉郷で地域の観光業についても学びを深めました。「スキーで有名な八万平ですが、ほかにも美しい景色やおいしい特産品が数多くありました。満天の星空を見上げながら入れるサウナもあり、うまく活用できれば日本中から多くの人が集まるようにも感じました。日本中にはまだまだ同じような土地があると思うので、自分でも足を運びながら興味のあるスポーツツーリズムの学びに生かしていきたい」と話しています。

2人の指導に当たる松浪稔教授は、「非日常の生活を送る中で視野も広がり、一歩を踏み出すことで自分たちの大学生活をさらに充実させることができると体感できたのは非常に大きな経験です。ぜひ今後も貴重な経験を積み重ね続けてほしい」と語りました。

※学年は2022年度