武道学科の学生が柔道の国際親善試合「デーニッシュ・オープン」に出場しました

体育学部武道学科の学生たちが2月10日から13日まで、デンマーク・バイレ市で開かれた柔道の国際親善試合「デーニッシュ・オープン」に出場しました。本学科の授業「柔道海外実習」の一環で参加したもの。デーニッシュ・オープンは、デンマーク国内を会場に「松前カップ」と隔年で開催されている柔道の国際親善試合大会で、東海大学の創設者であり、科学者、柔道家、思想家でもあった松前重義に由縁のある大会です。2018年からバイレ市を会場としており(※)、26カ国、900名以上の選手が参加し、前半2日間は試合、後半2日間はトレーニング・キャンプを実施しました。

初日は個人戦が行われ、男子は60kg級の伊藤海央音選手(3年次生)、66kg級の岸武蔵選手(同)、100kg級の藤見直樹選手(同)が優勝、森田和志選手(同)は100kg超級と無差別級の2冠を達成しました。女子では48kg級の吉岡光選手(同)、78kg級の池田紅選手(同)、78kg超級の松澤佑栞選手(同)が優勝し、男女合わせて8階級を制しました。2日目はデンマークの2選手を加えたチームで混合団体に出場。3試合に勝利して優勝を果たしました。学生を引率した中西英敏教授(男女柔道部部長)は、「本大会は試合だけでなく、地元の児童への指導や地域での文化交流などを行っており、学生にとって競技力向上だけでなく、柔道を通じた親善や多様な文化を知る非常に有意義な経験となっています。現地で支援してくださった関係者ならびにヨーロッパ学術センターの側面的な支援に感謝します」とコメント。大川康隆准教授(女子柔道部副監督)は、「多様な体験をすることで、学生が成長する糧にしてほしい」と話しました。

※松前カップは、2015年~現在まで、バイレ市が会場となり、デーニッシュ・オープンは2018年~現在まで、バイレ市が会場となっています。