湘南キャンパスでリバプールFC財団による指導者講習会を開催しました

湘南キャンパスで3月18日に、リバプールFC財団による指導者講習会を開催しました。同財団では本国イギリスで、貧しい子どもたちにスポーツの機会を提供しようと独自の運動教室を展開。こうした取り組みを世界中に広げようと、日本では今年1月から非認知能力の向上とリーダーシップ育成を目的とした子ども向けのスポーツ教育プログラム「LEADERS OF TOMORROW」(協力=日本財団)を小学校などで開催しています。全国各地で取り組みに賛同する指導者の養成を行っており、今回日本の大学で初めて講習会を実施。体育学部生10名が参加しました。

講習会の前半は15号館教室で、リバプールFCサッカーアカデミー川崎本校のコーチ陣が講師を務め、子どもの非認知能力を育てる指導方法に関する講習を実施。能動的に動くための声かけや安全面の配慮、運動プログラムの作り方などを学んだ後、2人一組のペアになってオリジナルの運動遊びを考案しました。後半は芝生広場Palette パレットに場所を移し、学生たちが考えた運動遊びを実践。講師役と子ども役に分かれ、分かりやすいルールの説明方法や互いの名前を呼び合うコミュニケーション、能力差に応じたルール変更の臨機応変な対応など、実践を通じて子ども向けの指導方法を学びました。学生からは、「ルール説明が曖昧だと受け手は分かりづらいので、順序立ててしっかり伝えることが大切だと学びました」「こちらが望んでいない動きをしても一概に咎めることはせず、相手を尊重して肯定的な言葉をかけることが成長につながるという話が印象的でした。所属しているゼミでは日ごろ子ども向けの運動教室を実施しているので、今回学んだことを生かして子どもに接したい」といった声が聞かれました。

講習会の運営を担当した体育学部の恩田哲也教授は、「リバプールというとサッカーチームのイメージが強いですが、本講習ではどんなスポーツにも応用できる体の動かし方やコミュニケーション方法、指導のプロセスなどを学ぶ機会となりました。4、5月にも湘南キャンパスで講習会を開催する予定なので他学部の学生にもぜひ参加してほしいですし、いずれは他キャンパスにも広がっていくことを期待しています」と話します。リバプールFC財団の遠藤暁氏は、「今回受講してくれた学生の皆さんには指導者認定を授与し、今後キャンパス近隣の小学校などで教室を開催する際には、講師として参加してもらいたいと考えています。体育学部をはじめ、多くの学部学科を有する東海大学に協力していただけることはとてもありがたいですし、関心を持ってくれる方がいる限り、今後も定期的に講習会を開催させてもらいたい」と語りました。