政治経済学部政治学科の平井新講師が責任著者として執筆した共著論文”Balance of the Trade-off Between Accountability and National Security: A Case Study of Yonaguni Island, Okinawa, Japan”がこのほど、国際学術誌Journal of Borderlands Studiesに掲載されました。
本論文は、与那国島への自衛隊配備を事例として、高度なセキュリティを伴う施設の設置における情報の非対称性が、アカウンタビリティと合意形成にどのような影響を与えるかを分析しています。住民投票によって民主的に達成された合意であっても、情報共有のあり方によっては住民の間に疑問が生じ、合意の維持が困難になりうることを示しています。
