政治経済学部では７月17日に湘南キャンパスで、「社会人準備講座～２年生の今だから社会に出るために知っておきたいこと～」を開催しました。就職活動が本格的に始まる前に、具体的なスケジュールや今やるべきことなどを知ってもらうおうと、本学部が独自に開催している講座です。当日は、株式会社リクルートキャリアの熊谷信裕氏を講師に招き、２年次生20名が参加しました。
熊谷氏は、「“働く”とは社会の一員として世の中の仕事の一つを担うことであり、社会に対して責任が生まれます。しかし、責任のためだけにする仕事はつらいものです。面白さややりがい、達成感を得られる、働いていて楽しいと感じる仕事を探すためにするのが就活です」と語るとともに、現３、４年次生のスケジュールを例に今後の流れを説明。「３年次生の３月に企業の情報が公開され、実際に選考がスタートするのは４年次生の６月とされていますが、３年夏のインターンシップが選考の一つになっている場合もあり、今年も６月の時点ですでに内定が出ている学生が多くいました。現２年次生のスケジュールはまだ正式に発表されておらず流動的ですが、入りたい企業があるのなら今から積極的に動いてください」とアドバイスしました。
その後、適性検査「SPI試験」について解説し、学生たちが例題に挑戦したほか、インターンシップの流れや内容も紹介。各自がスマートフォンに「リクナビアプリ」をダウンロードし、自己分析をして向いている仕事や長所を導き出しました。最後に熊谷氏は、「いい会社に就職するのではなく、自分の目標に向かって挑戦できる会社を選ぶべきです。そのためには大学生活でさまざまな経験をして、自分の人生を決めてください」とエールを送りました。
