理学研究科物理学専攻の大学院生が「第36回全日本BMX選手権大会」で優勝しました

大学院理学研究科物理学専攻2年次生の水野翔太さん(指導教員=理学部物理学科・鄭和翊教授)が、7月7日に広島県・安芸高田市土師ダムBMXトラックで開催された「第36回全日本BMX選手権大会」に出場し、男子25-29歳クラスと30-34歳クラスの合同レースで優勝しました。BMXは、20インチの小さめのホイールとリヤブレーキのみの自転車を用いる競技で、速さを競う「レース」と、技の点数を競う「フリースタイル・パーク」の2種類に分かれます。水野さんは小学3年生のころからレース競技を始め、これまで全日本で3度入賞。出身地の横浜市で開かれている定期戦などで経験を積み、今回初めて優勝に輝きました。

今回は、約400mのトラックを3本走り、総合順位を競うレースに出場。水野さんは1本目で1位通過すると、その後もスピードを落とさずトップをキープ。酷暑の中でもコンディションを崩すことなく、初の栄冠を手にしました。試合を振り返り、「1本目で1位通過できて気持ちが楽になり、最後まで自分のペースで力を出しきることができました。競技を15年続けてきて初めての優勝なので、とてもうれしく思います」と語ります。また、この結果を受けて水野さんは、来年5月にアメリカ・ヒューストンで開催されるUCI BMX世界選手権大会への出場権を獲得しました。「初の海外、初の世界選手権なので不安もありますが、レースは何が起こるかわからないので、優勝を目指して頑張ります。自分が大会で結果を残すことで、少しでも競技の普及につながれば」と話しています。

BMX水野さん①525.jpg

BMX水野さん②525.jpg