学生がウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートインターンシップに参加しました

観光学部の学生3名が昨年6月27日から1月6日まで、アメリカ・フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートなどで行われたインターンシッププログラムに参加しました。これは、カリフォルニア州立大学リバーサイド校(UCR)がウォルト・ディズニー社と連携して実施する、海外大学生用の留学研修プログラムで、理論と実践の両面からホスピタリティ・ツーリズム分野のマネジメントを学ぶことを目的としています。参加学生はプログラムを通じてUCRの単位が取得でき、本学部の単位として換算されます。

参加にあたっては本学部の泉正史教授と小澤考人准教授が、学内の応募者の中から成績やTOEICのスコアなどをもとに候補者を選抜。英語試験や志望動機を書いた英文エッセイによる書類審査を合格した学生が、UCRとディズニー社の担当者との英語での面接に臨み、2015年度のプログラムには澤あづささん(4年次生)、山口瑠奈さん(同)、柳瀬朝木さん(2年次生)が合格しました。

学生たちは、まずカリフォルニア州のUCRで2週間にわたるホスピタリティ・ツーリズム関連科目の英語での講義を受講。その後フロリダ州オーランドに移動して、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの各部署に配属され、ディズニー社によるマネジメント関連科目の講義を受けながら研修を行いました。学生たちは施設内の寮で、アメリカ、カナダやヨーロッパをはじめ世界各国からのプログラム参加学生と生活を共にしながら、リゾート内の飲食店、アトラクションやショッピングスポットでの案内、会計などを担当しました。

澤さんは、「世界中の学生とともに生活することで、その学習意欲の高さに刺激を受けました。最初は慣れない海外の生活に戸惑いましたが、実践を通じて英語力を高めることができて本当によかった」と話しました。柳瀬さんは、「リゾートでの業務では言葉の壁を感じ、覚えることが多く大変でしたが、困ったときは泉先生、小澤先生が相談に乗ってくださり、何とかやり遂げることができました。厳しい研修の中で一流のおもてなしを学ぶことができ、満足しています」と振り返りました。山口さんは、「日本についてお客さまからたずねられる機会が多く、生まれ育った国への理解が足りていなかったこと痛感しました。アメリカでは業務への考え方が徹底して効率的で、勉強になりました。この貴重な経験を今後の人生に生かしていきたい」と語りました。

泉教授は、「異文化での生活を通じて学生たちの視野が広がり、観光や仕事への考え方も変わったように感じています。こうしたグローバルなビジネスを実感できる場で実務と理論を学ぶ機会を活用しながら、さらなる教育体制充実を図っていきます」と述べました。

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